オカッパリのバスフィッシングを楽しむために1本は持っておきたいバーサタイルロッド。
1本持っているだけで色々な種類のルアーや場所で使える便利な存在です。
今回の内容はそんな汎用性の高いバーサタイルロッドについて書きます。
まずオカッパリのバーサタイルロッドといえば代表的なのが66Mか610Mだと思います。
どちらも大半のメーカーで用意してある人気の高い番手です。
ただ最近はMではなくMHのロッドをオカッパリのバーサタイルロッドとして使う方も多いみたいですが、僕は大きいルアーよりも小さいルアーの使用に重点をおいています。
なのでこの記事ではMパワーのロッドをバーサタイルロッドの代表として取り扱っていきます。
オカッパリでバーサタイルロッドを使うことで得られる一番のメリットはロッド1本で多くのルアーを扱えることです。
バス釣りで使用頻度の高いルアーを使いやすく1本で色々な可能性を試していけるのはオカッパリには特に嬉しい特徴ですよね。
ここからはMパワーのバーサタイルロッドを使いこなすためのポイントを3つ紹介します。
①巻き向き・打ち向きなど難しく考えない
②極端に軽いルアーや重いルアーを使わない
③10g以上のルアーを使うなら巻きも打ちも使いやすい
以上の3つを解説します。
①巻き向き・打ち向きなど難しく考えない
よほど専用に作ってあるなら話しは別ですが、基本的にMパワーのロッドは何でもロッドの位置付けで売られてることが多いです。
ですがよくある話しとして「これはMにしては柔らかいから巻き向きだ」とか「Mにしてはハリがあるから打ち向きだ」といったインプレ記事って読んだことはありませんか?
こな柔らかいや硬いの基準って普段使っているロッドと比べての判断になるのでインプレ記事を書いた人と読んだあなたとではロッドの硬さの基準が違うはずです。
なのでインプレ記事で巻き向き・打ち向きと書いてあっても難しく考えずに使えるように使えば良いと思います。
そもそも巻き向き・打ち向きなんて細かいことを気にするぐらいならバーサタイルロッドではなく専用ロッドを買ったほうが納得できると思います。
ちなみに僕は世間で硬めの判定を受けることが多いエクスプライド166Mを1本だけ持ってオカッパリをすることがよくありますが、別に硬いと思ったことはないですね。
②極端に軽いルアーや重いルアーを使わない
多くのシチュエーションやルアーに対応できるMパワーのバーサタイルロッドですが、いくら汎用性が高いといってもすべてのルアーを快適に使いこなすことのできる魔法のロッドではありません。
そもそもバスロッドのMパワーというのは、バス用ルアーの標準的な重さである3/8や1/2オンスのルアーをメインに使うためのロッドだと思ってます。
つまりバス釣りで使う標準的なルアー重量に照準が絞ってあるため、軽い方にも重い方にも使える幅があるだけで、けっしてルアーの重量を無視して何でも快適に使えるロッドではありません。
③10g以上のルアーを使うなら巻きも打ちも使いやすい
バーサタイルロッドを使って快適に釣りをするなら3/8や1/2オンスのルアーを中心に釣りを組み立てるのご基本になります。
だいたい10~18gぐらいが快適に使えるルアー重量になるのでバス釣りで使う主要なルアーのジャンルを使用することができます。
このルアー重量の範囲内であれば巻きでも打ちでも出来ちゃうのが66Mや610Mを代表とするMパワーのバーサタイルロッドになります。
なにかと中途半端といわれるバーサタイルロッドですが、こうして考えてみると最もバスフィッシングをしやすいのがMパワーのバーサタイルロッドなのかもしれませんね。
何だかんだ色々と書きましたが、とりあえずMパワーのロッドを用意しておけばバス釣りで使うことの多い3/8・1/2オンス表記のルアーを中心に軽め重めのルアーにも対応しやすく便利な1本といえます。
最後にロッドを買うときのポイントとして、よほど急ぎでない限りネットではなく、釣具屋で実際に手に持って感触を確かめてから買うこたをオススメします。
安易に他人のインプレを頼ってネットでポチるより、納得の出来る選択ができると思いますよ。