タッツーです。
エクスプライド265UL⁺というロッドを知っていますか❓
今回はエクスプライド265UL⁺について昨年1シーズン使いこんでみた感想を書きたいと思います。
このロッドは17エクスプライドになって初めて採用されたロッドになるんですが、初代エクスプライドにあった264UL⁺という非常によく似た番手の正統後継機になるんだと思います。
昨年3月に購入してから、昨シーズンで1番バスを釣らせてくれたロッドになります。
たぶん100匹近くは釣っていると思います(ほとんどが子バス💧)
それでは具体的な特徴やメリット・デメリットを紹介していきます。
エクスプライド265UL⁺の主な特徴
・軽い
・よく曲がる(しなる)
・軽量リグに特化している
・エキサイトトップ搭載
まずこのロッドを手にして思うのが軽いです。
最近のフィネスロッドなんて全て軽いんですが、グリップ周りも非常に細く作り込まれていて余計な厚みがまったく無いんですよ。
このおかげで小さく軽く握ることができるのでより軽量に感じるのかもしれません。
そして、このロッドは軽量リグ全般に特化したロッドになります。
軽量ルアー全般ではなくて軽量リグ全般ですので注意してください。
ようはスモラバ、ダウンショット、ネコリグ、ジグヘッドなどのフィネスリグ専用ロッドで軽量のプラグまで使うなら初代エクスプライド264UL⁺の方が使いやすかったです。
では初代と17モデルでほとんど同じに見えるスペックのどこで差がでているかというと、その理由は17エクスプライド265UL⁺最大の特徴でもあるエキサイトトップの搭載にあります。
このエキサイトトップという技術は誰でも簡単にシェイキングを維持しやすくワームを小刻みに震えさせることを得意とします。
エキサイトトップの搭載により前モデルと比べて格段に繊細さがUPしました。
(テーパーがレギュラー寄りからファースト寄りに変更されたのも理由にあります)
エクスプライド265UL⁺を使うメリット
・しなやかに曲がるので軽量リグを投げやすい
・軽量リグを操作しやすい
・とにかく魚を釣らせてくれる
僕が昨シーズン使い込んでみて感じたメリットが上記の3つになります
とにかく軽量リグに特化したロッドなのでフィネスにしか使えません。
適合ルアーウエイトは2~10gとなっていますが、せいぜい3.5gぐらいのリグまでしか快適につかえるとは思いません。
総重量が5gを越えてくるとけっこうロッドに負荷がかかります。
僕は0.9~1.8gまでのシンカーを使ってフィネスフィッシングを楽しんでいますが、これだけ軽量のリグを使っても、しなやかに曲がるテーパーのおかげで狙ったところにルアーを送ることが可能になります。
これほどの軽量リグを扱うには、僕が普段オカッパリでおすすめしているMLパワーのスピニングでは、どうしてもやりづらくなります。
軽量リグに特化した専門性のあるロッドだからこそのメリットになります。
そして、さきほど特徴のところでも書きましたがエキサイトトップが搭載されていることで、誰でも簡単にシェイキングができるようになってます。
ちょっと考えてみてほしいのですが、軽量リグをバスが潜んでるぽいんとに性格に投げることができて、誰でも簡単に魅力的なアクションをさせれるなら小難しい説明なんか不要で容易にバスが釣れるところが想像できませんか?
現在のバスフィッシングでは、フィネスロッドを1本持っているだけでもバスを釣るだけなら釣果がずいぶん変わってくると思います。
エクスプライド265UL⁺のデメリット
・飛距離がでない
・リアクションの釣りに向かい
・サイズが選べない
まずエクスプライド265UL⁺を使っていて最大のデメリットは、飛距離が出せないことです。
軽量リグしか使えないから当たり前の話しなんですが、いくらライトリグが投げやすくて釣れるアクションを出せても魚のいるポイントまでリグを投げれなかったら、いつまでたっても釣れることはありません。
そしてリアクションの釣りも向いてないです。
繊細なシェイキングを目的として作られたロッドなのでいくらティップが仕事をするとはいえリアクションをするようなハリがあるわけではないので、瞬間的にロッドに負荷をかけていくような釣りかたは向いてないです。
魚のいる所でじっくり誘って食わせるスローな釣りになるので、魚の居場所がそれなりに絞れてないとこのロッドの真価は発揮されにくいです。
魚がどこにいるか分からない状況なら、それなりに使えるルアーやリグの重量に幅が持たせられて、テンポよくリアクションの釣りもまぜながら魚を探していけるMLパワーのスピニングの方が有利です。
3つめのサイズが選べないですが、これについてはデメリットといえるのか分かりませんが、他にデメリットとよべそうな所がなかったので書いておきました。
実際に昨年使い込んで100匹ちかく釣っても40UPのバスは数本だけで釣れた魚の半分以上はアジサイズでした(^o^;)
以上がエクスプライド265UL⁺の主な特徴と昨シーズン使い込んで感じたメリットとデメリットになります。
エクスプライド265UL⁺を効果的に使えるシチュエーション
それでは効果的なこのロッドを使えるシチュエーションを具体的に説明していきます。
ここまで書いてきたようにエクスプライド265UL⁺は軽量リグを主体に食わせの釣りに特化した専門性が割りと高いロッドになります。
そのため、このロッド1本で広大なエリアをランガンするのは効率が悪くなります。
特に初めていくフィールドでバスがどこにいるか分からないような時には、もっと汎用性のあるロッドを使う方がバスを探しだすまでの時間は早くなっていきますよ。
ようはバスの居場所がある程度分かっている状況で使うことが重要で、具体的にはバスがフィーディングで指してくるシャローや小規模なワンドなどで軽量リグをバスのいる所まで届けられて、初めてこのロッドの真価が発揮されます。
あとは静かにアプローチさせやすい軽量リグに特化していることからサイトフィッシングにも使いやすいです。
いずれにせよ1投にかける時間がどうしてもかかるため、テンポの早い釣りができる訳ではないので、自分の攻めたいポイントにバスの存在が確認できるかどうかが効果的に使うための前提条件になります。
以上が昨シーズン使い込んでみて僕が感じたエクスプライド265UL⁺の感想になります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後にエクスプライド265UL⁺の購入を考えているあなたに僕からメッセージを送って終わりたいと思います(^◇^)
このロッドは、まだフィネスロッドを持っていない人やフィネスの釣りが苦手だなという人にぜひ使ってもらいたいロッドになります。
フィネスに特化した専門性のあるロッドを1本持っておくことで得られるチャンスは何倍も増えていきますよ(^o^)
専門性でいえばエクスプライドより良いロッドは世の中にいくらでも有りますが、価格が20000円前後でこれほどフィネスに特化したロッドが手に入るならコストパフォーマンスがどれだけ高いかは、今さら僕が説明するまでもなく大勢の人が主張されています。
買って損がないロッドだと僕も主張させていただきます。
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フィネス主体で小型のミノーやシャッドのトゥイッチなどもやりたいなら、こちらも良いかもしれません
コスパ抜群のフィネスロッドを手にして今後もバスフィッシングを楽しんでください(^^♪
それでは。