フィネス寄りオカッパリタックル

なにかと制限のつくオカッパリで皆さんのお気に入りタックルは何ですか?

1本で手軽にランガンする人もいれば2~3本のタックルを使い分ける人もいるし、それ以上のタックルを釣り場に持ち込む人もいますよね。

 

今回はなるべく釣り場で持ち歩くタックルを少くしたい僕が考えるオカッパリで1セット用意しておくと便利なこと間違いなしの「フィネス寄りオカッパリタックル」を紹介します。

 

この記事で紹介するタックルがあれば、1本で手軽に遊ぶことも出来るし、突然おとずれるチャンスにも食わせの要として頼れる存在になってくれるはずです。

 

それでは具体的にフィネス寄りのタックルとは、どのような組み合わせなのか書きます。

ずばり「6フィート前半のLパワーのスピニングロッド + 2000番のスピニングリールです」

オカッパリでの使用が前提になるので、ロッドはフィネスに特化したULではなく、一般的にバーサタイルといわれるLパワーのロッドを選択します。

このタックルを組む上で「キモ」になるのはロッドではなくてリールの番手になります。

一般的にバス釣りで推奨されるスピニングリールは2500番ですが、あえて一回り小型の2000番のリールを使うことでフィネスに特化したロッドでなくても繊細で丁寧にルアーを操作しやすくなります。

 

ここからはフィネス寄りタックルの有用性を使用するタックルの本数別に書いていきます。

 

①タックル1本

最も機動力が高く、身軽に移動しながら釣りが出来ます。

スタイルとしては4~5gぐらいのプラグを巻きながら、ここぞというポイントや見えバスがいればライトリグを使うといった感じです。

管理トラウトでプラッキングする感じで釣り歩きながら、ここぞというポイントでライトリグも織り混ぜていくイメージです。

リールが一回り小さいぶん、一般的なバスのライトパワーのタックルよりライトリグが使いやすくなります。

 

②タックル2本

バスのオカッパリでは王道のスタイルですね。

MパワーのベイトタックルとLパワーのスピニングタックルが一般的な組み合わせだと思うので、この組み合わせで説明します。

ベイトタックルで広く探りながらスピニングタックルでフォローするのが、この組み合わせの基本的な釣り方になります。

スピニングタックルはピンポイントでの使用が多くなるので使うルアーもライトリグが中心になります。

プラグを使用するときもタックル1本の場合と異なり、広く探るプラッキングではなくピンポイントのバスに対して小型のミノーなどをトゥイッチして刺激する食わせのリアクションのような使い方になります。

ここでもリールを一回り小さくすることで小型ミノーを操作しやすくなります。

 

③タックル3本

打ち·巻き·ライトリグ用にある程度の専用タックルを用意できる組み合わせです。

この組み合わせならスピニングロッドの固さもLではなくULにして完全にフィネスタックルにして使っても良いような気がします。

···が、オカッパリでの使用を前提としているので、そこはやはりLパワーのロッドで強さと汎用性を持たせています。

そのかわりリールを小型にしてライトリグの使用感を高めてあります。

 

以上が今回の記事で書いているフィネス寄りのオカッパリタックルの活用例です。

正直に言うとオカッパリタックルを1セットしか所有しないなら、今回紹介したタックルよりも「MLのスピニングロッド + 2500番のスピニングリール」の組み合わせの方が個人的に好みです。

しかし何セットかタックルを組み合わせる可能性があるなら、今回紹介したフィネス寄りのスピニングタックルはなかなか使いやすい万能タックルだと思います。

 

一般的なバーサタイルロッドに小型のリールをセットするだけのお手軽セッティングなので誰でも低予算で組むことができます。

最後に、僕は釣りを娯楽の趣味として楽しんでいるので雑誌や動画などで推奨されていることだけを鵜呑みにせず自分の感性に沿って好きに遊べば良いという感覚でこの記事を書いています。

 

ロッド1本で気軽に遊ぶも良し、数本のタックルの中で食わせの要にするも良しの超お手軽万能タックルが気になった人は試してみてください。