オカッパリでの使用におすすめするラインセレクト

タッツーです。

 

さっそくですが、オカッパリのバス釣りでラインの素材ってなにを使ってますか?

 

現在バスフィッシングの市場では主に3つの素材のラインがあります。

 

1 ナイロンライン

 

2 フロロカーボンライン

 

3 PEライン

 

それぞれに別々の特性があるので各種ルアーや釣り方に応じて最適なラインをセレクトできれば良いですが、そうは言ってもオカッパリするのにタックル何本も持ち歩けないですよね?

 

ランガンするなら持ち歩くタックルは少ないに越したことはないだろうし、一か所で粘る人もせいぜい3本~多くても5本ぐらいですか?

 

ですが一般的なオカッパリでは ベイト(なんでも用)1本、 スピニング(フィネス用)1本で挑んでる人が多いのではないかと思うので、今回の記事ではタックル2本でのオカッパリに焦点をあてて主観100%で解説していきます。

 

まずは各種ラインの素材の解説からしていきます。

 

1 ナイロンライン

特徴

・水と比重が近いため浮く(というよりも水中で漂う)

 

・他の2つの素材に比べて引っ張った時に伸びる(伸び率は商品によって違う)

 

・巻き癖がつきにくい

 

・摩擦に弱い

 

・吸水などが原因で劣化が早い

 

・価格設定が安い

 

だいたいこんな感じになります。

多くの人がバス釣りを始めるときに最初に手にするラインではないでしょうか?

主に巻物やトップウォーターの釣りに使われることが多く、ライン自体の伸び率が高いためバスフィッシングの醍醐味であるリアクションバイトをはじかずに柔軟に対応してくれます。

 

欠点としては劣化が早いので他2つの素材より巻き替える頻度は多くなります。

 

3つの素材の中で最も扱いやすいラインとされてます。

 

 

2 フロロカーボンライン

特徴

・水より比重が高いため完全に沈みます

 

・ナイロンラインと比べて低伸度

 

・摩擦に強い

 

・素材が固いためスプールに馴染むまで時間がかかる

 

・劣化は遅め

 

・価格設定はナイロンより高い

 

現在のバスフィッシングで最も多くの人がメインにして使ってるラインではないでしょうか?

低伸度で感度がよく水中に沈むことからボトムを中心にしたワームの釣りにピッタリで、3つの素材の中で一番摩擦に強いことから物につく習性のバスを狙うのに最も合理的なラインではないでしょうか?

 

そんなフロロカーボンライン最大の弱点は、ずばりトップウォータープラグが使いにくいことです。

あまりポーズを入れずに早いテンポでパンパン使うなら問題ないですが、長くポーズを置くとアクションさせた時に水中にルアーが引っ張られるんですよね。

 

気にならない人には問題にならない話ですが、僕は気になります。

 

トップウォーター以外の釣りに広く使えるけど基本的にはワームの釣りで真価を発揮するラインです。

 

 

3 PEライン

特徴

・水より比重が低いため浮きます

 

・引っ張ったときの強度は3つの素材の中で最強

 

・摩擦の強度は3つの素材の中で最弱(石やコンクリートなどの硬いものに対して)

 

・劣化は遅いです

 

・価格設定は高いです

 

・扱うのに慣れが必要

 

このPEラインも現在のバスフィッシングでは使用率が上がってます。

ポリエチレンの原糸を編み込んで作られるラインで、非常に引っ張ったときの強度があり水よりも比重が軽いので完全に浮きます。

そして軽くて細くできるので遠投性にすぐれます。

 

この特性からバスフィッシングでは本来トップウォーターやフロッグなど水面系のルアーやラインの伸び率の低さを生かしてメタルバイブなどのリアクションの釣りに使われていましたが、最近は遠投性能に注目して使用する人が増えたような気がします。

 

3つの素材の中では最も扱いにくく特定の釣り方に特化させやすいラインです。

 

 

 

各種ラインの特徴をひと通り説明したところで、ここからようやく本題にはいります。

 

前提条件として、この記事では一般的なオカッパリで持ち歩くことが多いと予測されるタックル2本でのラインセレクトになります。

 

1 ベイトロッドMクラス(なんでも用)

 

2 スピニングロッドUL~Lクラス(フィネス用)

 

上記の2本をオカッパリで持ち歩くと仮定して結論を書きます。

 

ベイト ナイロンライン14~16lb

 

スピニング フロロカーボンライン4ld

 

このラインの組み合わせが僕のこれまでの経験を元に考えたオカッパリでの立ち回りで最も効率よく釣りができる組み合わせになります。

 

2つのタックルがもつ違う役割を生かせるラインを選ぶことがラインセレクトで重要なポイントになります。

 

では役割に合ったラインの選び方の一例として説明をします。

 

ベイト ナイロンラインの理由

この2本でベイトタックルの役割は巻物全般を使いながら活性の高いバスを探していくことが目的のメインタックルになります。

多少のカバーがあってもベイトタックルなら軽めのジグや高比重ワームをつかうことができるので多用なシチュエーションに合わせていけます。

 

ナイロンラインじゃ伸びるし感度が悪いからワームには向かないんじゃないかという意見もあると思いますが、あくまでこのセッティングでやるのは巻きをメインにしたゲーム展開です。

比率でいえば巻き7 打ち3ぐらいの割合です。

 

ちなみにナイロンラインでラバージグを使ってもバスは釣れます。

少なくとも僕は釣ってますし休日を楽しむためのレジャーフィッシングでそこまで感度こだわらなくてもいい気がします。

 

このメインタックルでラインに求めるのは扱いやすさとトラブルの少なさです。

魚釣りでライントラブルはつきものですがメインで使うタックルだからこそトラブルの少ないナイロンラインを使うことを推奨します。

 

 

スピニング フロロカーボンラインの理由

次にスピニングタックルの役割ですが、こちらは上記のベイトタックルで反応がないときやバスを発見したときなどにフォローやサポートが役割のセッティングになります。

 

具体的に説明すると、さきほどのベイトタックルの場合は巻きをメインに何でもしてライントラブルを少なくすることが目的でしたが、こちらはライトリグやスモラバで食わせのフォローをすることが目的なのでそれに特化させるためのラインとなるとワームの釣りと相性の良いフロロカーボンラインの特性が生きてきます。

 

 

以上が僕が考えるオカッパリでの使用でおすすめするラインセレクトになります。

 

いかがでしたか?

 

あくまで個人的な価値観や経験からの主張になるのでこの記事に書いたことが正解とかではありません。

 

すべての人に独自の価値観や経験があるので自分の価値観や考え方を大切にしてフィッシングライフを楽しんでください。

 

ここまで僕の主観120%の主張に付き合っていただきありがとうございました。

 

最後にこの記事に関連して僕のおすすめラインを紹介して終わりたいと思います。

 

 

なんでも用ベイトタックルにおすすめのナイロンライン

 サンヨーナイロンGT-R

 このラインまじで強いですよ

 

 

フィネス用スピニングタックルにおすすめのライン

 DUEL T-7

[rakuten:naturum:16357613:detail]

安いけど強いラインです

 

まだ使ったことがない人は一度おためしあれ